- まずは、メンバーの一人一人が、組織・チーム・会社の目的を果たす為の一員であることを自覚することから始まる。そして、全員がその自覚をした上で、ベストを尽くすことによって培われたエネルギーの集合体が少数精鋭となる。学校の物理の時間に学習したベクトル(方向性)を使って説明するとして、皆が同じ方向にエネルギーを注ぐことで少数でも膨大なパワーとなる。例えば、1の力を持つ2名が同じベクトルで力を加えたら、力は単純に足し算して2倍となり、パワーはさらに掛け算して4倍になる。車の衝突事故などで、スピードが2倍になるとダメージが4倍になるのはこの掛け算の法則のためというとわかるだろうか?私はその少数精鋭の会社組織をつくることを諦めず、今も試行錯誤している。その為には、当然、企業理念や行動指針などというものをしっかりと据えて、メンバー全員が同じ方向を向いて働くことが絶対条件となる。その上で、一人一人のエネルギーを最大限にすることである。もしも、一人一人のエネルギーが高くても方向性が異なると、打ち消したり、違った方向に向かい意味がなくなる。180度の反作用は目的に達することを遅らせるし、90度の方向にそれぞれ同じ力が加わると45度の間違った方向に向かうということだ。こうなると、どんなに数やエネルギーが集まっても目的は達成できないし成果は出せない。チームやこのチームを同じベクトルで前進させてくれているメンバーに力を使うことと、そうじゃないメンバーに対しては同じ方向を向かせるか、諦めて排除するかの2択のどちらを選択しなければならない。これまでの私の反省点は、色々ある中で、弱気になった私が、間違った第3の選択である方向性が異なるメンバーに対して寛容になり見て見ぬふりをしてしまったこと。少数精鋭のチームをつくる弊害として、脱線するメンバー同士自然によって引き起こされるエコーチェンバー現象は腐ったみかん化する。特に、チームのベクトルの品質が高く難易度が高い場合、メンバーが正しく理解できず、禁断症状が出たり不満や不安が増加しやすいなどの恐れを感じ、そういうメンバーのレベルに目線を落としてしまいがちである。私が戦う本当の敵は、ビビって妥協し少数精鋭のチーム化を諦めてしまう私自身だ。ありがたいことに山あり谷ありを一緒に戦ってくれてきた僅かな仲間がいることで、私はそういう仲間の為にも心鬼にする。(6/28)
- 30年以上前のあのドラマのセリフ「同情するなら金をくれ」は、「本当の思いやりとは何か」を鋭く問いかけるメッセージである。強い言葉を使うならば「善人の面をかぶった詐欺師(優しいヤブ)」に対する、最高峰のカウンター(反撃の言葉)である。「優しいだけのヤブ」は、本質的には「詐欺師」そのもの、あるいは限りなくそれに近い存在である。企業・ビジネスの世界では特にそう。なぜなら、彼らはプロとしての看板を掲げながら、顧客や部下が本当に求めている「問題解決(実質)」を一切提供せず、代わりに「表面的な心地よさ(優しさ)」を切り売りして、対価(お金や保身、地位)を得ているからである。これは構造上、立派な欺瞞(だまし)行為に他ならない。その「優しいだけのヤブ(笑顔の詐欺師)」が日本中に溢れかえっている。究極の原因が「国家主導のヤブ量産システム」にあることはわかっているが、私にはその増殖を食い止める力はない。そして、私自身も必死に重量に逆らい続けないと「優しいだけのヤブ(笑顔の詐欺師)」化する恐れがある。問題が起きるたびに、本質的な解決をせずに継ぎ足される、形だけのコンプライアンス(法令遵守)によって、「これを言ったら罰せられるか?」という引き算の思考に陥る。本物のコンプライアンスであれば、「顧客の未来の利益を守るために、今プロとして何をすべきか?」という足し算の思考であるべきはず。ルールを守っている風を装いながら、顧客に役に立たない商品を売り、部下の成長の機会を奪うのは、形式上は白(ホワイト)でも、プロの倫理としては真っ黒(ブラック)である。あなたも、本当の思いやりのある社会で生きたいはずなのに、逆行している今にストレスを抱えている一人ではないか?(6/24)
- 「私たちはAIを使いこなすべきか?」という問いに、私は当社の理念である”重力に逆らい、正しさを貫く”に照らし合わせ、多数派が思考停止した状態で、そのように述べているのかもしれないと疑いを持つ必要がある。私はその通りに疑いを持ちながらも、AIを使うことで楽になっただけで終わらない(重力に逆らう)ように、AIを利用して更に深く思考するなどのいくつかのマイルールを作った上で積極的に使用している。そして、これからの未来が良くも悪くも見えてきて、私や当社にとっては全般的に明るい未来であると考えている。この理念がAIと付き合っていく上で相性がよいことも後押ししている。3K(きつい・汚い・危険)を避けたいとか、難しいことは考えずに指示された通りにデータを入力しておきたいとか、人との交渉や感情のケアを避けたいとか、責任を取りたくないというような思いを持っている人たちにとっては、余程の特殊な能力やコネなどがない限りは、都合が悪い時代になるだろう。特に、そのような消去法や負担軽減を目的として事務職を希望する人が非常に多く、AIに仕事を奪われやすいことはほぼ確実である。それなのに、当社には全く営業社員がいなくて、さらに、営業事務社員を募集している。当社の営業事務社員は、営業力(思いやり)を持つ事務職であり、そういう社員同士がお互いに支え合う関係性をつくっている。参考までに、私がAIと共存しやすい順位をつけるとしたら、❶事務力を持つ営業職、❷営業力を持つ事務職、❸事務力を持たない営業職、❹営業力を持たない事務職であって、❹は絶滅していくことがわかりきっている。❸事務力を持たない営業職と❹営業力を持たない事務職が支え合う関係性を持つ企業は淘汰されやすい。私は(ここでは詳細までは記載しないが)総合的に❷営業力を持つ事務職に特化するのがベストだと判断した。ひとつだけ言うなら、一見❶事務力を持つ営業職を主軸にした方が良さそうに感じるがそうじゃないことを補足しておく。(6/17)
- 当社は経営理念「重力に逆らい、正しさを貫く」通りの経営をする結果、その時代の少数派として先を走り過ぎて苦労した経験をいくつも持っている。いずれは、その非常識は次の時代の常識に変わることの方が多く、後には、過去の常識が不正解であったことに多くの人が気付く。その気付きまでの期間が短期であれば良いが長期になると疲弊してくる。実際、私は今、その長期戦の真っ最中である。何よりも、苦労し辛いのは、言葉や気持ちが正しく伝わりにくいことである。あきらかな正解が相手に伝わらず不正解が選択されていく姿を何度も何度も見ていくことになる。負けそうになりながらも支えてくれるのは、正しさが伝わった経験である。正しさが伝わり、相手の目が変わった時にこれまでの苦労が吹き飛ぶ。その内容が更に難しく複雑になるにつれて、核となる部分が伝わらず断片的にしか伝わっていかずストレスが増える。ここで登場するのがAIである。人よりもAIの方がよくわかってくれるので、最近では、私はAI(GEMINI)との対話(壁打ち)をすることが増えた。難しく複雑なことがAIに伝わった経験が勇気になっている。そして、その壁打ちの結果、人によりわかりやすい伝えることが出来る表現方法が見つかる。AIは当社の理念を支えてくれる身方(仲間)である。当社は特にAIとの相性が良く、当社にとって追い風の下剋上になるかもしれないパラダイムシフトである。当社が上場企業だったとしたら、今こそ、当社の株式を買うことをおすすめする。(6/10)
- 難しく複雑な内容の話が正解なのに、不正解である簡単で単純な内容の話で済ませるのは、広い意味では詐欺である。それが正解であるなら、難しく複雑な内容であっても、簡単で単純な内容であっても構わないが、私の経験では、難しく複雑な内容の方が正解である可能性が高いことを知っている。そして、その難しく複雑な正解を知る人が少ないことも知っている。その結果、多数派は不正解を選択することになる。そこで、私や当社の役割はその仕掛けによる罠から大切な人を守ること。しかし、必死に話した内容が正しく伝わらず誤解されてしまうことがあって、心身へのダメージは大きい。正しく伝わると信頼関係が強化されるがそうじゃないと逆効果という諸刃の剣である。難しく複雑な内容であっても正しく伝えていく「重力に逆らい、正しさを貫く」当社では、まずは、メンバーに対して難しく複雑な内容であっても正しく伝えていく必要があり、その段階でつまずいたら、メンバーは会社から去ってしまうという悲劇が待っている。更に、メンバーに伝わった上に、メンバーが顧客へそれを伝えるとなると、可能性が絞られていき、忍耐が必要になる。多くの人は、そこで挫折をして、簡単で単純な不正解を販売していく広い意味での詐欺師へ成り下がる。そして、そうでなければ、多くの人材を確保することはできない。もう一度繰り返すが、私は多数派が不正解の重力に逆らえず間違った選択をさせて、され続けている。その連鎖を断ち切ることは不可能に近いが微力ではあっても戦う。(6/6)
- 「共通の敵効果」とは、自分たち以外の「共通の敵(問題やライバルなど)」を作ったり設定したりすることで、仲間との結束力を高めたり、特定の相手と一気に親密になったりする心理効果である。人間が持つ「共通の敵を作って安心したい」という本能的な欲求が、間違った方向へ暴走した結果がいじめの正体である。「共通の敵効果」は健全に使うべし。例えば、組織(チーム)の敵を共通の敵とするメンバーは健全であって、正反対に、組織(チーム)を共通の敵にするメンバーは不健全であることは言うまでもあるまい。極端に言うと、組織(チーム)や大切なメンバーを共通の敵にしてまでメンバー同士が仲良くなるくらいなら仲が悪い方が良い。もちろん、そうでなければ仲は良い方がよい。「プライベートな仲良し」ではなく、共通の目的(理念の体現と組織(チーム)の利益)のために、それぞれの配役(グラデーション)を全うし、瞬間瞬間にパスを回し合う「プロフェッショナルとしての仲の良さ」こそが組織(チーム)内のメンバー同士の関わり方である。そして、メンバー同士が不毛な足の引っ張り合いもない、フェアなルールの中でお互いをリスペクトして支え合う。まさにこれこそが「チーム・キャスト」のあるべき姿である。当社では、その為に他社とは異なるいくつかの工夫を凝らした結果、副作用に苦しみながらも、前進している。この努力はもう少しで花が開きそうな気配がある。(6/3)
