社長のコラム(2021年7月)
2006年から、雨の日も、風の日も、ずっと、書き続けています。
- 「給料をたくさん欲しいか?」に対してYESじゃない人はいないはず。「頑張って給料をたくさん欲しいか?」となると頑張ってまではと言う人がいるかもしれない。「出世して重要な業務に携わりたいか?」となると出世すると良い事ばかりとは限らないが多くの人は出世を望むだろう。これらに対してYESじゃない人には期待出来ない。ここまでパスしたとして、次への質問「その実現の為にはどうする?」に対しては曖昧な回答になりやすい。そうならない為には会社が何を持って社員を評価しているのかを知らないと始まらない。人事評価は単純ではない。営業職の世界では売上ベースで歩合給を支払う事で対処しているようだが、事務職などその他についての評価方法は難しい。当社では営業、事務などポジションに関係なく、総合的判断を行っている。一部ブラックボックス化している。なぜなら、指標以外への努力を怠らないようにする為である。そのベースにあるものは、会社(=ジョンというペット)を可愛がってくれているかであり、ジョンが喜ぶ事をするのか嫌がる事をするのかで決まる。(7/31)
- 2021年はゴールデンウィークから77日間、祝祭日が無い。例年だったら75日を超えることはないのだが、今年は東京オリンピックの為に祝祭日が7月22日23日にずれ込んでしまい77日間となった。週に一度でも休みがあるなら良いが私には祝祭日以外に休みはないので、今年は77日連勤したことになる。ゴールデンウィーク期間中も7月22日23日も毎日数時間は仕事をして完全には休んでいないので、それを含めるとそれ以上に休んでいない事になる。私が週休0日勤務を続けて5年経つ。長期連勤に耐えるコツとしては日々会社に行きたいと思う仕掛けだったりどの曜日にもなんらかの楽しみを作ることや週一度以上は場所を変える事。少なくとも休日だけが楽しみという感覚を持っていたらつまんないし精神崩壊するだろう。そもそも休みが大切なのではなく欲求を満たす事が大切なのだと思う。欲求を満たす為に休日がある。義務を果たす為の休みなんかもっての他である。だから、「働き方改革」ではなく「休み方改革」が大切。お金がない健康じゃない親の介護でとか田舎でアクセスが悪いとかコロナウイルスで身動き出来ないとかそういう事を解決すべし。(7/24)
- AとBを比べるとBを選択する。そこにCが加わりABCの中から2択というであればBが脱落しAとCを選択する。Cを理解する事が困難である場合、Cは選択肢から省かれやすい。CがBの価値を失わせる存在であるなら、Cを選択肢から省く事は間違った選択となる。このような事はよくある。保険相談をする上で誰に相談するべきなのか?それはCを選択肢に入れる事が出来る人。Cは理解を深めずあっさりと見ただけでは一見悪い選択肢に見えてしまう。当然、素人が自らCを選択する可能性は低い。だからこそコンサルティング業務をする人はCを省かずにわかりやすく説明しなければならない。それなくしてコンサルティングは存在しない。AとBの説明だったらおおよそ誰にでも簡単に出来るがCを説明出来る人は一握りしかいない。それが出来ない人はまずは自覚して欲しいがきっと自覚なんて出来ないだろう。特に通り一遍の業務をこなす事が出来る様になり満足している人が陥りやすいので注意。さらにはCの選択肢で満足してはいけない。D、E、Fと続きがある。DによりCが否定される事もありえる。終わりなく続く。NeverEnding Story…(7/22)
- 2000年に起業しておおよそ21年間、数多くの失敗を繰り返す中で偶に奇跡的に成功した事がある程度の凡人である私は、どうして失敗したのかを分析し原因を究明して改善努力を繰り返してきた。まさしく「失敗は成功のもと」である。私は諦めが悪く、色々な側面から試してみる。それが吉と出るか凶と出るかはわからない。吉と出た時には根本的な解決や大発見に繋がりやすい。凶と出た時には無駄骨だったしネクストステージに進むのが遅れたり疲労したりというダメージを受ける事になる。諦めが悪いくて長引かせた事で失敗すると最悪なのだが、年月の経過を見ないとわからないものでは仕方ない。色々なテーマを抱える中でここ数年で最大のダメージだったのは管理職育成での失敗である。長年手を尽くした結果、最近、断念した。そこで今、私は管理職候補者を募集している。プレイヤーとしてだけでなくマネージャーとしても活躍してくれる我こそはと言う人がいたら手をあげて欲しい。会社の運命は管理職によって決まると言っても過言じゃない。部下や売上などを管理する管理職、社長を管理する秘書を正常化したら当社は良い会社になることを確信している。(7/17)
- 昔々、あるところに…という程ではないけどおおよそ100年前。鋼鉄王カーネギーはナポレオンヒルに人生を賭ける大仕事(カーネギー自身の成功哲学を一つの体系化されたプログラムにまとめること)を依頼した。260人に同じ提案をしたらしいが他は不合格!なぜなら1分以内に決断できなかったからだ。ナポレオンヒルはなんとたったの29秒。しかも、その依頼というのが20年間無報酬でやらないといけない。「20年間無償で500名以上の成功者の研究をして、成功哲学を体系化してくれないか」なんて頼まれても「はっ!なんで?」て聞き返したくなる。私は成功者ではないけれど、面接をして人を採用する時にはカーネギーになりきっていたり、人生をかけた長年の研究をしているという点ではナポレオンヒルになりきっていたりする。このコラムもあと4年で20年経つ訳で、その頃にはこれまでの結果を書籍だったり映像だったりとして残したい。その前に、早速、ベストセラー「Think and Grow Rich(思考は現実化する)」を読み返してみようと思う。ずっと前に読んだので忘れている部分も多いし、私がその内どのくらい出来ているのかチェックするつもりで!(7/15)
- どのような医療設備なのかというのも大切なので、医師の腕ばかりとは限らないけれど、私は、病院で選ぶのではなく医師で選びたい。その病院にどんなにたくさんの医師がいたとしてもあまり関係ない。たった一人の名医と出会いたい。治療方針が名医とそうじゃない医師で全く異なったりひどい場合には真逆だったりするかもしれない。これは医師に限らない。能力、特にセンスが活かされるものであればある程、歴然とした差がある。外科医、美容師、小説家、漫画家、音楽家、調理師、整体師などは差がわかりやすい。差がわかりにくいと思われる業種で差をつける事が出来たなら更にすごい。資格や出身大学などはあまり関係しないので勘違いしないように!肩書きより知識、知識よりセンス、そこに善意などの心などが加わった感じの!保険相談員の場合にも、その差は歴然としているので、誰に相談するのかによって運命が決まる。経験が大切である事は間違いないけれど、何よりも思考を停止させずに多数決だったり常識を疑う事が大切。ホカニナイと会社名にしているのはその為でもある。(7/10)
- 笑顔美人最高。私は笑っていてくれる人に救われている。私なんかが言った事ややった事を笑ってくれるなんて、ありがたやーありがたやー。 愛は地球を救うっぽく言うならば、林家パー子はペーを救うって感じだろう。何が嬉しいのかと言うならば、言葉だったり気持ちだったりが通じていると思う実感だったり、少しでも仲良くなれた様な気持ちになれるし、同じ時を近い感覚を持って過ごせた喜びだったり…。こんな私にとってコロナマスクダメージは大きい。目だけではなく口元の表情が欲しい。口元が見えないので聞き取れずに何度も聞き直す事が増えた。怖い話だがマスクの中ではあかんベーされているかもしれない。口元の表情を気にしなくなり表情筋が衰えて不細工な顔になるかもしれない。コロナ後に初めて会った人がどんな顔しているのかわからない。モンタージュ写真をつくる事も出来ないので検挙率下がりそう。どんどんと横道にそれてきたので元に戻すが、少なくとも私は口元が見えないことによるダメージを受けている。そして、私のとびきりの笑顔をお見せ出来ないのも残念。(7/9)
- 今夜8時半すぎに会社から外に出ると花火の音が鳴り響いていた。慌てて見える所まで移動してちょっとだけど眺めていた。今日はアメリカ独立記念日の前夜。佐世保市は米軍基地があるおかげで毎年みれる恒例の花火である。この花火は病室の窓から見えるなど入院患者さんを元気づけてくれるとは聞いていたが、今年は病室の中だけでなく、多くの人々を元気付けてくれたのではないだろうか?いつも私が思う事なのだがこうしてたくさんの人々が同じ方向を向いて感動する事はとても素晴らしい。この時ばかりはいつも下を向いてる人も空を見上げる。今日、私はこの花火の動画をたくさんの知り合いに送ったが、予想外に感謝されまくって嬉しくて嬉しくて!人から喜ばれるって良い気分だな。コロナ渦の中で夏らしいイベントが少なく、外出を控えていたり、里帰り出来ない人など、精神的にも疲れているはず。健康、仕事、お金、お気に入りのお店、人との縁など、失われていく可能性が高いこの時期を乗り越えていこう。こんな時こそ真価が問われると思う。人は人から奪うのではなく与えるものだと信じていたい。(7/3)
- 「流れが悪い」そう感じた事がない人なんていないと思う。不幸というものは重なるものだ。踏んだり蹴ったり。逆に、こんな時に救世主が現れる様に捨てる神あれば拾う神ありってこともある。私は保険商品を設計案内しながら、顧客がドン底に落ちそうになった時に救ってくれるスーパーマンをイメージしている。私自身はヒーローにはなれないけど、顧客を救ってくれるイメージをデザインする事は得意だ!徹底的にネガティブに考えてそのイメージを膨らませて、そこにポジティブ発想を加えていくのが、我が保険設計の極意。保険相談員のセンスというものは徹底的なネガティブさとポジティブさのギャップを持ち合わせるのもその一つかもしれない。まず最初は暗く悪く考えて、もう我慢出来ないと限界に来た時、明るく良く考える。暑い夏に喉が渇き限界を感じた時に飲むビールは最高にうまい。これと同じ要領。お金から見放される時だけをイメージして保険設計するのは二流。健康、人、運など色々なものから見放される時までを含めることが大切。保険相談という業務を舐めるんじゃない!まだまだ修行がたりない。(7/1)
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