社長のコラム(2023年11月)
2006年から、雨の日も、風の日も、ずっと、書き続けています。
- 今も昔も争いはあるが、ここ数年の世界は特に緊張している。戦争は”奪う人”がいないと存在しない。与える人同士では戦いようがない。”我が国土を与えます”なんて戦争はない。”あなたは与える人ですか?””奪う人ですか?”当然、私は与える人と関わりたい。その為には私自身が与える人でいたい。与える人同士の関係性を大切にしたい。当たり前だが与える人は奪う人に弱い為に、奪われ続けていくうちに守りに入り”奪う人”に変わっていく。綺麗事が言えなくなるゾンビ化。”与える”が始まりなのか?”奪う”が始まりなのか?自分と相手との関係に限らず、今の自分が未来の自分に与える事も大切。他の誰かの為、そして、未来の自分自身の為に、今、精一杯やり遂げるべきなんだ。今の自分が最も楽をしていると思って丁度良い。明日になると明日はもっと大変になる。今の自分が”出来ない人”なら、それは、過去の自分が招いた事だと考えた方が良い。良くも悪くも過去の自分が関わっている。過去の自分は今の自分から奪った?それとも与えてくれた?いずれにしても、今の自分は未来の自分に優しくあれ!(11/25)
- 私が20歳台の頃、毎日A4コピー用紙一枚に今日やる事を、前日の最後に書いておいて、四つ折りにして胸ポケットに入れて、そこに書き足したり消し込んだりしていた。用紙は縦に使い横書き、左側に時間を書く。一日の終わりには、出来てなかった分を翌日に転記しなければならないので、その無駄をしたくないから、出来る限り、翌日に持ち越さない様になった。私は商談がまくいくまで昼食抜きなど自分で自分に罰を与えていたので、これもその一環。逆に、モチベーションをあげる事も大切で、例えば、良い商談には花丸をつけたりして気分を上げた。夏場に汗をかき、その花丸のインクで白いシャツの胸ポケットを汚した事もあった。お陰様で私は飛び込み営業で数年間、欠かさず毎日ご契約をいただき続けた。商談が延期する等、ハプニングがあるので、この花丸は最低でも3つ以上はないと不安だった。今はスマホという便利なものがあるので、紙に書く必要はなく翌日にあっという間に転記出来るし便利ではあるが、あえて、こうして書いてみるのも良いかも!さて、段取りが悪い人は少なくともこの程度の努力を惜しんではならないと思うがどうだろうか?(11/19)
- ”1+1=2”とは何なのかを説明せよ!説明出来ない人は理解せずに暗記しているものと見なす。固定概念を捨てて”らしく”説明して欲しい。相手に合わせたわかりやすい説明も良いし、あえて難しく科学的な説明も良いし、ユーモアがあって面白いのも良いので、あなたにとっての”1+1=2”を教えて欲しい。この様に当たり前の常識である何かこそ、深めて広げて思考する事を楽しむべきだ。具体的な例は、私がここに記載すると皆さんに先入観を与えてしまうので各自で考えて欲しい。どう?馬鹿馬鹿しいと思う?そう思うのは自由だけど...。当社ではスタッフ教育として常日頃からこういう思考の訓練をしている。顧客以上に頭と心を使うことが大切であり、そうしないと顧客にとって価値のない当社となるからだ。働くという事は側を楽にする事であり、特に顧客の頭と心を楽にさせる事が大切。楽にさせるとは言っても顧客にもある程度の頭と心を使ってもらわないと良い解決はしないので悪しからず。”保険”は何の為に契約するのか?について頭と心を使ってあなたにとっての答えが欲しい。当社での保険相談では原点にさかのぼり問題を解決出来る特徴もある。(11/16)
- 顧客の愛車をわざと壊す事が犯罪であるという当たり前を知らなかったのだろうか?某中古車センターの多くのスタッフが関わったと知り愕然とした。一人二人の気の迷いって訳じゃないのだ。私は想像する。まずは誰かが指示したのかやり始めたのかだったのだろう。その内、次から次へと犯罪に手を染める事になったのだろう。周囲の様子を見ながら恐る恐る壊しはじめ、その内「壊せ!壊せ!壊せ!」とどんどん大きくなっていく声に、誰かが小さい声で「壊す」と呟き、その声が「壊せ!壊せ!壊せ」と加速する様にどんどんと大きくなり広がっていき当たり前になったのだろう。これが群集心理の怖さと言える。私はこのケースでリーダーもそれに従った人も同罪にし「赤信号みんなで渡れば怖くない」状態にさせない事が今後の犯罪を抑制させると思っている。戦争もそう!誰から何と言われようとやっている事は人殺し。違いは一人だけ責められることがなく、仲間同士での正義を作りあげて共感出来るかどうかである。特に偏った忖度した共感がさらに問題を拡大する。(11/13)
- ”一寸先は闇”今日はこのことわざでコラムを書く。”一寸先は闇”とは一寸(約3cm)先が真っ暗闇で何も見えないように、これから先どんな運命が待ち受けているのか、まるで予測がつかないことのたとえだ。私は”闇”というだけにこのことわざに悪い事が起きる印象を持っているがそうではないらしい。それでも私という人間は常に先々への不安の中で生きているので何と言われようと”闇”でしか無い。いつか死を迎える日が来る事を恐れ、大病で苦しむ事を恐れ、事業が失敗する事を恐れ、財産を失う事を恐れ、人が離れていく事を恐れ、裏切られる事を恐れ、自分自身に失望する事を恐れ。明日が怖い。何か悪い事が起きるはず!私は憂鬱な気持ちで日々を過ごしている。こんな事を書くと心が病んでいる人っぽいがそこそこ元気なので心配御無用。・・・というか、こんな暗い話になったら引いてしまう人こそが根暗だったり馬鹿だったりする。暗闇を歩けないビビり野郎。大切な事は、これから起きる恐ろしい現実の世界に立ち向かい、また、少しでも明るい世界に変えていける様に今を生きる事。(11/10)
- 最近、同窓会が続くものの私は参加出来ていない。それでも同窓会の写真を眺めるだけでも懐かしくちょっとだけ学生の頃に戻った様な気分になれる。30年以上も経つと人によっては別人に見えてしまう。目上の方々が集まっている様に感じ私はここに溶け込めるのだろうか心配だ。もし私がここに参加していたらどう目に映るのだろう?定期的に会っている同級生に対してはそんな風に思わないのだが30年以上会ってないとギャップを感じる。やはり私も”おっさん”で劣化しているのだろう。私だけが特別ってことはないだろうから…。そもそも若々しくしておくべきなのか年相応の貫禄がある方が良いのかわからない。老け込みたくないという気持ちが強いだけなのかもしれない。そう言いながらもいろんな事が面倒くさくなっている私がいる。週休0日で仕事をして夜はジム通いで体を鍛えている等、時間がない事に加えて疲れていて会って話をする余力が残っていない。一つ二つの事に集中し過ぎる事で他をないがしろにする事は良くも悪くもある。タイミングを見逃してチャンスが掴めない可能性が高くなる。(11/4)
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