社長のコラム(2020年3月)
2006年から、雨の日も、風の日も、ずっと、書き続けています。
- 「臭い匂いは元から絶たなきゃダメ!」CMでやっていたこのキャッチコピーが今でも耳に残っている。室内の匂い対策には色々あって、芳香剤で他の香を発生させたり、消臭剤で匂いを消したり、空気清浄機を使ったり、窓を開けたりなど...。どれも応急処置であり誤魔化しているに過ぎない。匂いの発生源を元から絶つなんて高難度な対策が出来そうになく諦めている状態である。これらの考え方は、何事についてもかどうかまではわからないけれど結構に色々な問題解決に共通する。例えば、一番にしたい事を諦めてそうでもない事をやって誤魔化したり、一番好きなものを手に入れきれずにそうでもないもので我慢したりというのも!すぐに諦めて現実的になり小さく収まってしまう癖がそうさせる。国や企業についても、完成度が低すぎるルールによって、多くの人々が混乱に陥ったり、上層部の戦略ミスにより、多くの人々が無駄な力を使って非効率な動きをしたりというのも!国の政策、法律などに関してはいつもの事で慣れてしまっているが、ここを解決したら簡単という部分に手をつけずに、そうでもない部分ばかりに着目させられて見失い悪化していく。(3/28)
- スランプに陥った時、何が駄目でうまくいってないのかわからなくなる。一度もうまくいった事が無い場合、それどころじゃない程凹むのは当然。更に、誰も成功した事がない挑戦では、永遠にうまくいかないのではないかと思ってくる。諦めが肝心だとか損切りだとか被害を最小限に止めるべきではないか?ここから逃げ出して新たな道へ進もうなんて考えてしまう。確かにそれはそれで正解なのかもしれないが、諦めずに挑戦し続けるべき時もある。諦めない自分という響き!なんか良さそうだけど、単なる放置状態で先送りしているだけならジャッジして諦めるべき。「頑張る」「努力」そんな言葉で誤魔化すのではなく、具体的に成功のイメージを起こせないのであれば諦めた方が良いのかもしれない。しかし、成功までの時間がかかり過ぎるうちに、そのイメージが一旦リセットされた瞬間、諦めてしまうのは罠にかかった様なもの。さて何をどうしたらよいのか?こんな時には、小さい改善をたくさんやってみる。または、何がスランプの原因なのかを見つけ出す為に、まずは、切り分け作業を行う。病名をハッキリさせる為に仮説を立て投薬して様子を見る様に!(3/25)
- 14年前にフィットネスジムに通い始めてからというもの、こんなに運動不足でストレスを貯めた事はない。新型コロナの影響でスタジオが休みになってしまった為だ!スタジオでふざけながら体を動かし汗を掻く事が、私の当たり前の日常であり、これでバランスをとっていたのだ!筋トレコーナーやランニングマシンは使用出来るが、残念ながら、スタジオの代わりにはならない。私の様にこれらを習慣にしてきた人たちにとっては、心身の健康を損なう可能性が高い。極端に言うと危機!これ以上のストレス発散方法や健康管理方法を知らない訳ではなく絶対的な欲求解消方法はよく知っているけれど許される事なく問題が多過ぎて現実的ではない為、代替策としてみんなでリズムに合わせて踊って汗を流していたのに、これまで奪われてしまってはどうにもならない。元々、ギリギリだった私はついにコップの水が溢れるかの様にあっという間に体調を崩してしまった。これまで週100時間勤務を長年続ける為の支えとなってくれた重要なポジションを担ってくれていたのだ!バランスってものは絶妙にとってるものだ。(3/21)
- 学校の様に、先生が一人で複数の学生に教育する際、どの学生を基準にするのかを決める必要があるはず。天才に合わせるとバカは落ちこぼれるし、バカに合わせると天才にとっては退屈で成長できない時間でしかない。不真面目な生徒を真面目にさせようと力を注ぐと真面目な生徒にとってはストレスを抱える事になる。不真面目な生徒は人の記憶に残りやすいが真面目な生徒は印象が薄くなる。「皆さん!真面目にやって下さい」と全生徒に伝えてしまうと真面目な生徒は行き過ぎてクソ真面目になってしまう。不真面目な生徒は「昔やんちゃしてた!」と笑い話にして、一方、クソ真面目になった生徒は将来苦しむ事になる。優秀な生徒をもっと応援すべきだったのではないだろうか?そもそも法律も校則もルールというものは、最も駄目な人に合わせて作られている。普通にちゃんとやっている人にとってはそのルールに気を取られて本来の力を出せなくなったりストレスを抱える。まさに護送船団方式。最も遅い船に合わせて進むやり方で良いのか?全員で仲良く守り助けあっていこうというのは偽善であり、行き過ぎると本来守られるべき人が犠牲者となる。(3/18)
- 今日は少々不快な気持ちにさせるかもしれないがお許しいただきたい。ある程度、直球で書かないと歪んで伝わってしまうので勇気を出して書く事にした。その内容とは、三大欲求バランスを崩してしまう苦しみについてである。人それぞれ欲求レベルが異なるので一概には言えないけれど、人に言えず悩み苦しんだり、無意識に他の欲求を満たす事で誤魔化しているという人は多いのではないだろうか?その内のひとつはどうしても自分一人だけでは解決出来ないもの。それに限らず、範囲を広げると自分一人で満たせるものかどうかによって分類されて、人は双方に欲求を満たす関係性である事がわかる。更に、人の欲求を満たしてあげたいという欲求が溢れてくる。自分だけが欲求を満たすのではなく、出来れば相手にも同類の欲求を満たして欲しいと思ってくる。このバランスが崩れると虚しさでいっぱいになる。私の様にこうしてコラムを書く事も誰かにこれを読んでもらいたいという欲求が一定量絡んでいる。読みたくない人に無理して読んでもらいたくはない。三大欲求の一つであるそれについても同じ様な!少なくとも私にとっては...。(3/14)
- いつも、モヤモヤと何か解決せずにいる。それを記録するだけでなく常に頭から離れない様にしておく。そうしておくといつかその解決方法とバッタリ出会う。常にアンテナをはっている状態でいる事でチャンスを逃さない。ひょっとしたら、テレビを見てる内に、解決のヒントに出会うかもしれないし、人と話している内に気付きがあるかもしれない。「そんなもんだろう?」って聞いて見たとしても、そもそも悩み考えない人には、この気持ちはわからないだろう。少なくとも、何かに興味があるとしたら、それが目にとまりやすくなるという経験は誰にもあるはずだ。それと同様なのだが、欲しいものを考えるのとは異なり、悩み続ける訳だから精神衛生上良くない。多くの人は耐えきれず逃げ出す中、私は常時この環境にギリギリ耐えているツワモノ(強者)の一人である様だ。いつ何時も仕事が頭から離れない。以前は一瞬だけそれを忘れ去る事が出来る瞬間があったが今は全くない。私程度の凡人だけが悩んでいる訳ではなく、超人レベルの人にも高難度の問題を解決出来ずに悩み苦しんできてそれを解決してくれたおかげで私たちの今の生活がある。一定の犠牲のもとで...。(3/11)
- 新型コロナウイルスの影響が加速的に拡大しているよう。街を歩く人の数は少なく閑散としていて、閉店後、シャッターには営業時間短縮が書かれた貼り紙があちらこちらに!オイルショックを思い出させる様なトイレットペーパーの売り切れ。マスク、アルコール消毒液も簡単には手に入らない。私が通うフィットネスジムのひとつはついに休業に追い込まれ、ジム依存度が高い私は今、寂しく過ごしている。特にスタジオで音楽と人と息を合わせて体を動かし汗をかく、それこそ私の本来ので姿であり、そうする事で現実逃避していたところもあった。イタリアではキス・ハグ禁止が法令化されるらしいが...。人と人の距離がどんどん遠くなっていくルールが加速的につくられているのは今に始まった訳ではないが...。オリンピックが終わるまではお祭り騒ぎが続くとばかり思っていたのに、突然、水を刺された様な…。こんな感じで、当たり前の日常がガラリと変わる経験は何度もあり学習している。だからこそ、流れが良い時に精一杯やっておかないと後悔する事になる。(3/7)
- たとえ牢屋に閉じ込められていたとしても、頭や心の中だけは何を考えても自由であり、誰かの思いをコントロールする事は難しい。この様に思って欲しいとか思わないで欲しいとお願いしたところで力が及ばない。信じて欲しくても好きになって欲しくても、お金の力を使おうと人の気持ちは買えない。気持ちどころか行動すらも…。うまく行動を変える事が出来たとしても虚しいだけだ。人の気持ちを振り向かせる事が出来ないその無力なお金を稼ぐ為、日々仕事に明け暮れてるなんて…。特に人から嫌われる役割や人を嫌いになる役割を引き受けるとなると尚更である。例えば、人に命令したり注意したりとか悪役はつらい。話が通じないストレスで、いつもしかめっ面になり人相も悪くなる。そもそも、人は何と思っても思わなくても自由であり、それを変更させる事自体に無理がある。そして、その思いを正直に伝えても伝えなくても構わない。思いが届かず、自分は自分、人は人だと言うのだから、何を思っても思わなくても自由。だけども、そうは割り切れない虚しさで私の心はいっぱいである。だから、誰よりも強くて弱い。(3/4)
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