社長のコラム(2022年7月)
2006年から、雨の日も、風の日も、ずっと、書き続けています。
- 社員の低い能力と反抗的な言動は会社と社員を退化させる。逆に、社員の高い能力と協力的な言動は会社と社員を成長させる。あきらかに前者100人の会社よりも後者10人の会社の方が成長することは言うまでもない。では、前者5人後者5人と前者0人後者5人だったらどうか?やはり、前者0人後者5人の方がメリットである。理想は後者100%であるべきだがそうなる事は奇跡であり、どうしても一定割合の前者が混ざってしまう。低い能力と反抗的な言動をする社員は10人の内2人までで食い止める必要があり、その程度であれば、会社や他の社員への悪い影響や損害を最小限にとどめる事が出来る。会社は徹底的に高い能力と協力的な言動をする社員に力を使うべきなのだが、どうしても、低い能力だったり反抗的な言動をする社員に力を使ってしまう事になるので、そうならない様にする事がテーマである。少数精鋭こそが当社らしさ!これは社員に限らず客層にも言える事であり、当社の魅力を理解してくれている人だらけにする事が大切である。当社の理念やコンセプトを含めた社内コンプライアンスを侵してまでも、その場しのぎの売上アップをしてはいけない。(7/30)
- 誰からも何も教えてもらわずに自分で学んだのかな?そう言うならそうなのかもしれないが意外と忘れているだけなのかもしれない。1から10まで手取り足取り教えてもらったのではなく1・2・3・6・10という感じで半分だけ教えてもらって残りは自分自身で解決したのかもしれない。そういうあなたは賢い人だ!イマイチ人間はところてんみたいに1から10まで教えてもらっても最初の5つが記憶から消去されるので成長せず不安や不満を持ちやすい。教える側にとっても馬鹿馬鹿しくなってきて、自分でやった方が早いと思ってくる。賢い人はどうやったら教える側からもっと質の高い事を教えてもらえるかを知っている。まずは絶対条件として教えても無駄だと思われない様にすべきという事。具体的にどうしたら良いと思う?賢い人だったらこの段階で即答出来るはず。具体的に書かないとわからないイマイチ人間はこの段階で既に損をしている。賢い人に共通するのは自分自身の理解度を教える側に示してくる事。そして、教える側の負担を減らす協力をする一環として動きを見て覚えようとする。そう!教える側の気持ちになり配慮する事が大切だ!(7/28)
- よくわからないものや悪いとわかっているものをオススメしたりされたりしているのではないか?私欲の為に誰かを犠牲にして良いのか?それによって歪みが生じてきて良いものが減って悪いものが増える。悪が蔓延る事になるんだ!中には人生を狂わせるケースもある。特に有名人や権力者や専門家や大きな組織は影響力が大きすぎるので気をつけて欲しい。例えば、芸能人が商材の事をよく知りもせずにCMで良さそうに話す事で歪みを生じさせてしまいユーザーが冷静な判断を出来ずに商品の選択を誤る。出逢うべき商品や店舗との出逢いの妨げになっているのだ。ちなみに当社は有名人を使ったCMを利用していない。それ以前に保険会社のパンフレットやポスターやぬいぐるみ等を顧客に見える様に置いてない。何故なら、パンフレットのデザインや芸能人によって間違った商品が選ばれる事を避ける為。先入観を持たせず正しい出逢いを大切にしたいのだ。群集心理を味方につけて偽物をアピールするべきじゃない。ユーザー側にも被害に合わない様に気をつけて欲しいと思っている。そのお店や商品の魅力をよく知って購入して欲しい。(7/23)
- 蚊が社長室内を飛び油断している私の血を吸っている。あちこち刺されて痒い。窓がない部屋なのにどうやって入ってきたのだろうか?きっと、ドアを開けた瞬間を狙ってセキュリティーを破ったに違いない。先程2匹は撃墜したが敵はまだ残っている。10分程前、目の前を飛び挑発されたので思いきって手を出したが逃げられてしまった。いつまた奴がやってくるのかわからないので目と耳と露出してる皮膚に神経を集中しながら、このコラムを書いているが、それ以来現れない。またもや隙を狙っているかもしれないので油断するな!そこに、スマホのアラームが鳴り出し電気が走る程ビビった。現在の時刻は23時半。このアラームは会社の側にあるジムで筋トレをしなさいというもの。奴を倒してからにしたかったが今日のところは諦めてジムに向かう事にする。それにしても蚊は血をもらった私に恩返しするならわかるが酷い。「痒み」のプレゼントなんていらない。恩を仇で返さない!うーん!そうだなぁ〜。献血ですらヤクルトくれたりする訳だが、蚊には無理そうなので針でツボを刺して痛さを緩和してくれるとか、なんか気持ちよくなるとかそういうのを欲しい。(7/16)
- 「ちょいちょいちょいちょーい」「またやらかしたのですか?」「何度も同じ様な注意をさせないで下さい」「あなた馬鹿ですか?」「からかっているのですか?」「話聞いてますか?」「改善しようとか思っていないのですか?」「こんな低次元な注意をさせられる身にもなって欲しい」という心の声…。そう思わせられた段階で被害者である。加害者が故意であれば怒り100%、そうじゃなく天然だとしても怒り50%だ。いずれにしてもこの段階では教育とか管理を越えて監視するしかない。「ワタシハ、ニンゲンセンサーデス」そう!成長しない人の見張り役(センサー)を続ける事によって、集中力が欠けて失敗したり、思考力、想像力が低下して名案が浮かばなくなったり、楽しめず苦痛でしかなく、脳疲労を起こし体調に影響し、怒りっぽくなったり、笑えなくなったり、数限りない弊害がある。マルチタスクは集中力を欠くから良くないと言われているが、その中で最もやってはいけない邪魔なのがこれだ!特に創造力・想像力という様なクリエイティブなパワーを出すべき人が手を出してはいけないのがこの監視人。(7/15)
- 「臭い匂いは元から立たなきゃダメ」40年以上前のトイレ消臭剤のCM。根本的な解決をしなければ上部を繕っても駄目って事。これ当たり前!「何を食べる?」って聞かれても、そもそも何も食べたくないのであれば答えようがない。食べるかどうかの分かれ道「何か食べる?」まで戻ろう。これ当たり前!「分かれ道だ!どっちに向かえば良いのかわからない」こんな時こそ、一つ手前の分かれ道まで戻ってみよう。そうする事で解決するなんて事はよくある。一つ前の分かれ道の段階で間違った選択をしていたとしたら無駄骨となる。保険相談の際にも私は「そもそも」という原点に戻ってみる。これ当社にとっては当たり前!私が知る限りそういう解決をしている人は希少だ!間違ったかもしれない分かれ道に戻る事こそ固定概念を解くという事。私はそんな当たり前に間違っている一般的な考え方や群集心理を正す役割をつとめる。そういう私にとって邪魔になるものがいくつもある。例えば、コンプライアンス厳守はすべきだがよく考え抜かれていないルールが一つ前の分かれ道に戻る妨げになる事が多い。(7/9)
- 「静まれ、静まれ、この印籠が目に入らぬか。 ここにおわすお方をどなたと心得る。 恐れ多くも先の天下の副将軍水戸光圀公にあらせられるぞ!」偉い人(地位や身分が高い人)って強いな!子供の頃、そう思った。大人になった今でも引きずっている。昔々(30年とか40年前)私が中学生だった頃、就職して間もない20歳前半の頃、学校の先生、上司の引っ越しの手伝いにかり出された。折角の休日だったが、力関係上、断れないので嫌々でもやるしかなかった。引っ越し業者に依頼してくれよ!心からそう思った。先生と学生、上司と部下の関係は教える側と教えられる側という点では多少は師弟関係の要素があるのかもしれないが少なくとも奴隷の要素は全くない。そして、師弟関係だとしてもやり過ぎだ!顧客と社員の関係にも違和感がある。MRと呼ばれている人たちが薬品や医療器具を病院に売り込む為に、院長の自宅の草刈りをしたりゴルフに付き合ったりするらしいが、そういう差別化で売り込むしかないのだろうか?教師が学生の自宅の草刈りをしたり、医者が患者の自宅の草刈りをしたりする?先生と言われる人はそんな事をしなくて良い。(7/7)
- 2020年から2021年にかけて某保険会社の社員が170億円を詐取するという犯罪を起こしたらしい。同保険会社ではそれ以外にも1億円程度の詐取をするとか個人情報を流出したり等、社員の不祥事が絶えない。それ以外の保険会社でも数千万円から20億円程の詐取する事件はたくさんある。呆れるし迷惑だ!さて、こういう犯罪行為を皆無に出来るのだろうか?私は無理だと思う。出来たとしても減らす事まで!どんなに管理体制を整えてもその限界はある。法規制を整備しようと警察が取り締まりをしても犯罪は完全になくなる事をない。これまでに人類はそれを成功させる事は出来ていない。そうそう!保険会社だけでなく国税局職員ですらも詐取して逮捕されているし、国レベル、世界レベルでも犯罪は消えない。もしも、保険会社に杜撰な管理体制だからというのであれば、日本国自体が杜撰な管理体制とも言える。一つ根本的な問題として口出しするならば、矛盾点が放置されている事。例えば、過度なコンプライアンスが他のコンプライアンスだったり経営や経済に相反する関係という完成度の低さに戸惑う事が多い。形だけの責任逃れ的な無駄なコンプライアンスも!(7/2)
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