社長のコラム(2020年4月)
2006年から、雨の日も、風の日も、ずっと、書き続けています。
- コロナ自粛によって出来ない事だらけ!あれもこれも駄目。元々、引きこもっている人にとってはさほど変わらないのかもしれないし、人と接触する機会が多かった人にとっては大きな変化という様に個人差がある。職業、趣味、地域、健康等によっては致命的なダメージを受けている。命を失ったり重症化した人、そして、そのご家族はもちろんの事、商売が成り立たなくなった人、職を失った人、そして、多くの人は色々なカタチで機会喪失している。こうしてコロナは世界中の人々から何かと奪っていく。今、私たちは、しばらくの期間我慢すれば明るい未来が待っているいう希望を持ち戦っているが、予想よりも長期化した時に心が折れてしまうかもしれない。既にマラソンで42.195㎞を走り終えようとした時、あと10㎞、次こそはと思っていたら更に10㎞という様に、延長が繰り返されていく時、走るのをやめてしまう人がいるはず。しかも、その延長が連帯責任の様なものであれば、やってられない気持ちになったり!自己中心的な人の存在が全てを台無しにする。特にリーダーだとか権力者こそ自己犠牲の覚悟で挑まなければ!建前でなく本質重視で!(4/28)
- 生命保険の申込みには面談を必須とする「対面型」と、対称的に全く顔を見る事もない「通販型」がある。そして、私は「対面」する必要があると思っている。しかし「対面型」でいう対面の定義にビデオ会議での対応が含まれていない事には納得出来ない。実際に面談した場合とビデオ会議の違いを五感で言うと触覚と臭覚と味覚である。私はこれまで面談した際に一度もお客様に触れた事がないし臭いをかいだ事もないし舐めた事もない。当然、視覚と聴覚の2点だけで構わない事になる。確かに、ビデオ会議にも品質差があり、画像がぼやけていたり動きが止まったり、音が聞こえにくいものもあるので、セキュリティーレベルを含めた一定レベルの品質を持つビデオ会議でなければならない。当社が使用しているビデオ会議は高額な専用機を使用していてそこら辺が十分に担保している。私は生命保険の申込みでの通販型を禁止して、ビデオ会議を含む対面型にするべきであると、10年以上前から言い続けてきて最近少しだけ明るい光が見えてきた。ウイルスの時代に人と人の接触を最小限に止める必要があるので早急の解決を望む。(4/25)
- なんと!本日4月23日は私の誕生日。49歳を迎える私が保険業界に飛び込んでからこれまでの歴史を振り返ってみた。まずは29年前(20歳)の私は保険会社に勤務し飛込訪問営業をやり続けて24歳でマイホーム購入、29歳で弊社を設立するというハイペースで20歳台が過ぎていった。このコラムは35歳から書き始めて今もこうして続けている。37歳で福岡市天神に保険ショップ2店舗目を出店しテレビ会議システムもその時に導入して今も使っている。45歳で本社ビル落成し、その後、社名変更や新規事業であるテレビアをスタートし、40歳台は何とか良い流れを掴みたいと苦戦しながら踠いてきた。こういう私を助けてくれているのが20歳台の私であり、今の私がそんな彼に養ってもらっている事に気付いている。大難が小難に変わっていると思う事で救われるが、次々と想定外に何事か起きているのも確か!今も新型コロナウイルスによるダメージを受けている真っ最中である。コロナのせいだけじゃないかもしれないが、バイ菌扱いされるかの様に、益々、誰にも触れる事も触れられる事もそれどころか近づく事すらも皆無になった。私は今日もスマホとパソコンと共に生きている。(4/23)
- 「この映画で私が演じるのは小さな会社の社長さん役です!」と舞台挨拶。残念ながら私の立ち位置は中央ではなく、主演である部下に嫌がらせをする悪役で嫌われ者。こんな私がスピンオフで主演に!そこでは実は部下思いで熱いハートがあり数年後には脚光を浴びて今の数万倍もの大きな企業へと成長させる。社員はもちろんの事、そこに関わる多くの人々が豊になるというハッピーエンドという良い話。何よりも良かったのは社長が社員や顧客と喜びを共有出来た事。映画らしく波乱万丈なストーリーであるべきなので、もうダメかと思うシーンはつきもの。そういう時に流れを変えたのが長年書き続けたコラムだった。書籍にするきっかけがあり、それがテレビドラマ化して国民のほとんどがこの企業の事を知る事になる。コラムをご覧いただいて共感される人が顧客になり社員になるという良い循環に!人生をかけて育ててきた会社を任せる事ができる右腕にこれから先の会社の未来を託して、旅に出たところで枠を終える。そして、この映画は数年後に続編へと続くのであった。(4/18)
- 私はレバレッジの効いたコラムが書けた時に満足する。短い文章の中に複数の意味や深みを持たせてたコラムを書こうと努力している。ひたすら書いているだけではつまんないし時間の無駄だと思ってしまうから...。しかし、こんなコラムを見て意味がわからないと思う人や誤解する人もいる。一方、複数の意味や深さのほとんどをご理解いただける人もいる。この様に個人差が大きい。こうして、レバレッジとは投資の世界だけでなくリスクが大きい。レバレッジは2つ以上の事を同時にするわけなので、高いレベルの人でなければ対応できない。それが出来ない人は一つづつやるしかないのだが日が暮れる。戦略とか戦術はそれを実行してくれるメンバーレベルを考慮しなければレバレッジどころではなく失敗に終わる。それくらいならレベルを下げて目線を合わせる方が良いのだが、ハイレベルな戦略プランナーがレベルを下げるなんてもったいないので、それ相当レベルのチーム(指揮官・戦士)や武器を用意する方が賢明である。特に商売をする上では顧客の理解力やセンスの影響もある。(4/15)
- 男48歳(今月49歳)...。こんなアラフィフ男である私の人生を振り返ると一番やりたい事がやれてなくてストレスを抱えているし後悔もしている。傍目にはそう見えないかもしれないが...。将来を考えて、常にその時の自分に我慢をさせて仕事をしてきたので仕事以外の経験がかなり少ない。10年ちょっと前まで、福岡ですらほとんど行った事がなく海外旅行なんて一度もなかった。お酒を外で飲む事も年1回2回程度。身に付けるものも安物でダサいものばかり。その間、ひたすら仕事をしてきた。あれから10年ちょっと経った今でも北は池袋(東京都)、南は霧島(鹿児島市)、海外旅行は(約10年ちょっと前に)人生最初で最後の一回だけ!こんなにくそつまんない私だが美味しい蜜を知らない訳ではない。毎日ギリギリそれを舐める事なく、嫌、舐めないで済むように週100時間仕事をしている。実のところ、その美味しい蜜の力で、私の仕事の能力がかなりアップする事も知っている。しかし、それには大きな犠牲を伴う。我慢したままいつか人生を終えるとすると気が狂いそうなので、それを少しでも緩和してくれる何かで紛らわしている。最近はそれすらも奪い取られそう。(4/11)
- 私はずーっと前から田舎嫌いの都会好き!田舎もんだからこそ尚更そう思うのだろう。都会には会社を経営していく上でたくさんのヒントが隠れている事。セミナーや勉強会を開催しますので参加しませんかってお誘いいただいても、東京、大阪、愛知、たまに、福岡っていう開催でなかなか参加できない。折角、頑張って稼いだお金が効率よく使いやすいのも都会。物やサービスだけでなく人との出会いの確率が高く人脈を広げやすい。何よりも田舎は不便で都会は便利である。しかし、この度、新型コロナの影響で都会では緊急事態宣言が出されて、これまでよりも随分不便になりそう。都会に住む意義とも言えるだろう人と人との絡みが出来ない。私にとって第二の故郷とも言える福岡県までもがその対象に!毎週、福岡市へ出張する事を楽しみにしていた私もこれから1ヶ月間福岡行きを最小限に止めなければならない。既に1ヶ月が経過して弱っているところに更に厳しい1ヶ月を迎える事になる。いつまで続くかわからなくない不安やストレスによって、疲れ果てはじめている。個人、企業共に長期化する事でゴールが見えなくなる。そして、限界を迎える事になる。(4/8)
- 映画マトリックスのワンシーンを思い出す。本物の人間が最後に住む事が出来る町(地下都市)ザイオンの天井部分が敵によってひとつの穴が空けられてしまいそこからロボットの大群が!その一点を狙って撃ちまくるも手に負える様な数ではなく侵入を許してしまう。「死ぬ前に一匹でも多くの敵を道連れにしてやる」といいながら傷負いながら戦い亡くなったサムライ魂の(三船敏郎モデル)ミフネ隊長。圧倒的な敵の強さにここまで追い込まれたら考えるよりも無我夢中で戦うしかない。そもそもこの敵は人間が作り出したものであり自業自得。こうなるずーっと前に対策出来たはず!新型コロナに関しても似たり寄ったりであり、最悪の自体になる前に思いきった対策が必要。世界レベルで無理と言うのなら、世界的に収束するまでは、空港、港などを封鎖して海外との行き来が出来ない様にして、新型コロナの潜伏期間である2〜3週間、国民全員が一斉に一切の外出を禁止して、その段階で全員が検査を受けて、合格証を持つものだけが外出を許される様にするとか...。それによるある程度の犠牲は仕方ない。中途半端にやっても解決はしないと思う。(4/4)
- 「アリが大荷物を持って歩いてる」なんて普段は気にもしないと思う。少なくとも地面に座り目線を下げてみる等しなければ見えてこない。たとえ見たとしても何も感じないかもしれない。何かのテーマがあり、どうしようかと悩み苦しんでいる時、いつもだと何とも思わないアリのこの行動がヒントをくれる事がある。頭から離れない程のテーマがあったり悩み苦しんでいる何かがある時、何もかもそれに関連づけてしまう。時には自分自身がそのアリの目線になったり応援したりしながら!流通系の方であればこの体でこんなに大きな荷物を持って歩くアリに関心するのかもしれないし、管理職の方であればアリの動きが部下の動きに見えてしまったりなどなど...。下ばかりではなく上に目線を向けようと夜空を見上げると自分自身が大きいのか小さいのかわからなく。あれっ!ひとつだけ動いている星が見える。あとで調べると人工衛星だった訳だが...。何かひとつのテーマをずーっと考え続けていると、それに関連づけてしまい問題が解決したり名案がうかんだりする。しかし、そのテーマは一つか二つ程度でいくつも対応出来ない。現状、余計なテーマが邪魔になっている事が多い。(4/1)
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