社長のコラム(2019年9月)
2006年から、雨の日も、風の日も、ずっと、書き続けています。
- 私は無能である!自分自身に悔しい思い。だから、非効率とわかっている事をやり続ける罰を受けていて、そこから抜け出す為には「気付きの瞬間」をむかえなればならないと思っている。与えられた仕事やルーティンをこなすだけなら無心でそれをやれば良いのだが、それでは、小手先のテクニックは身に付いても「気付きの瞬間」をむかえるチャンスは逃しやすい。だから、目の前のものをこなすだけではいつまでたっても抜け出せない。それが行き過ぎると考えてばかりで行動出来なくなる。やらなければならないことは無限にある。わからないのはその中で何を(今)やるべきなのかである。無鉄砲にやればよいという訳ではなく狙いを定めて行動しなければ無駄打ちになる。そう思って考えてばかりで慎重になりすぎると何も前に進まずチャンスを逃してしまう。更には、今でさえもやるべきことが沢山あるというのに、新たに追加されていき益々何をしたら良いのかわからなくなる。私の毎日はこうして過ぎていく。こうなっていくと達成感がなく、焦りがでる。結局はタイミングの悪い時に、無意味なことをやってしまうことになる。(9/28)
- 今、ラグビーワールドカップ日本大会開催中であり、良いタイミングでラグビードラマ(ノーサイドゲーム)があったばかりという影響もあって、ラグビーの魅力を感じて、これまでになく興味が深くなった。特にラグビーニュージーランド代表(オールブラックス)が国際試合前に舞う民族舞踊ハカ(Haka)。私これ好き!ラグビー自体は痛いし怖いので無理だけどハカはちょっとやってみたくなった。その内、フィットネスクラブのメニューに取り入れられたりしてもおかしくない。ストレス発散にはもってこい。YouTubeの映像を見てると肩を組んで立っている相手チームが時々映る。どんな気持ちなのだろう?真剣な表情の裏でちょっと笑ってる様にも見える。ヒーローが変身するのを律儀に待っている悪役の様な!この様な試合そのものとは関係ない儀式みたいなものは傍目にみても面白いし、本人たちにとっても戦争中のマーチング行進の様な効果がある。バスケットボールでダンクシュート決めた際にリングにつかまりぶら下がるのは無駄(反則?)だが盛り上がる。私たちは心の余裕を感じていたいのだ。それでいい!(9/25)
- この夏、私はお気に入りの半袖ポロシャツと出会った。着心地がよくてシンプルで完成度が高いデザイン。特に首回りあたりが良い。それなのに、夏が終わり肌寒く...。暑いのは嫌いなので助かってはいるけれど良いことばかりではない。私の場合はこのお気に入りの半袖ポロシャツを着れなくなる事もその一つ。ボタンがなく着替えやすく、洗濯機で洗えるのでクリーニングに行く面倒がなく機能的。それどころかこれからの季節は重ね着して、着替える時間がかかるし肩もこる。私はこの数年着衣するものへの意識が高まっているけれど、秋冬用としては納得しているものとは出会ってない。秋冬ものは夏用よりも高額なものが多いので、あまり良いものを購入することは出来そうにないし、セールを待っていると年内は気に入らない格好をして過ごさなければならなくなるし、その時には、良いものは売り切れている可能性が高い。セールを待つべきかどうかという「あるある」...。とりあえずは今のうちに品定めをしておき、後から考えよう。大切なのは本当に気にいったものを購入する事なのだと思う。(9/21)
- 昨日は今年2回目のヤフオクドームでの野球観戦。コラムのネタ探しで苦労している私にとってこういうイベントはすごく助かるのにも関わらず今日はエスカレーターの片側空けルールについて書くことにした。ヤフオクドームには屋外に長いエスカレーターがあるので関連してない訳ではないが...。さて、関西以外では左立ち右空け、田舎ではルールが浸透してなかったり、海外では関西と同じルールが多いとか…。私もこのルールのおかげで急いでいる時に追い抜けるので助かっている。時々、両側に広がっている人がいて追い抜けない時はイライラする。ルールを守って欲しいと思っていたのは、先程まで…。実は、歩く人の為に片側空けするはずなのに(法律上では禁止されてはいないが)歩くことを危険行為として歩行しない様に呼びかけられているらしい。矛盾が発生している。せっかちな私としては困るけれど、両側立ち歩行禁止が妥当なのだろうと思うのだが、人によっては、片側空けした上に歩いてはいけないいう様に捉えられる可能性もある。全てのルールを守ろうとするとこの様な自体が発生する。世の中にはこういう矛盾したルールがたくさんある。(9/19)
- 今日も前回に引き続きテレビドラマの話。半沢直樹の1年前(2012年)に放送された「リッチマン、プアウーマン」...。当時、このドラマのおかげで私のモチベーションはアップ。私は、企業もの、特に社長がリッチでカッコよくちょっと恋愛話が混ざったりした人間らしく描かれた成功していくハッピーエンドなドラマが大好き。まさに「リッチマン、プアウーマン」こそ理想通りのストーリー。小栗旬演じる若くして億万長者というIT社長の主人公は高校中退であり、人間的に欠落していて、致命的にも人の顔と名前を覚えきれない。こんな人なので、当然、彼一人だけだったら、こんな成功を手に入れることは出来なかっただろう。彼が自覚していたのかわからないが高めてくれたり補ってくれる存在がいたことが大きかったはずだ。井浦新演じる副社長は勿論のこと、石原さとみ演じる東京大学理学部という高学歴ながらまだ内定のひとつももらっていない就職難民女子という主人公とは正反対とも言えるヒロインの存在。第一話で大切な場面で主人公の脆い記憶力を補って危機から救ったヒロインの印象は強かった。(9/14)
- ドラマ「半沢直樹」の続編が2020年4月から放送されるらしい。2013年の前編が放送された際には視聴率が高く私もその視聴者の1人で毎週楽しみにしていた。しかし、出来ることなら放送しないで欲しいというのが本音だ!流行語大賞である「倍返し」は主に部下が上司に仕返しをする際に使うものであって、結果的にブラック社員が増えるという社会的問題が発生したと言われている。このドラマを見る限り、上司は部下、社長は社員から見たら悪役そのもの。逆に上司が部下、社長が社員に倍返しするドラマだったら評判が悪く視聴率は低いだろう。選挙などと同じように多数決の原理で共感してもらえる人が多くなければ成立しない。私は双方が敵視するようなドラマを求めてはなく、今、放送すべきは、同じ池井戸潤さんの小説でも「陸王」や「下町ロケット」である。社長と社員の関係性が良くて社内が一丸となって同じベクトルというもの。皆が求めているのは本当はこちらの方では?ものづくりならではなのか?半沢直樹の続編の倍返しの意味がありがとうと感謝を込めたお返しだったら...。皆で共通の敵をつくるのが好きな人にはうけないだろうけど。(9/11)
- 焼け石に水、この作業をどんなに頑張っても1日1点...。10日間で30点を加点しなければならないのに、これでは10点にしかならない。それでも、諦める訳にはいかないので1日1点だけでも加点するしかない。私は年中この事態に立たされている。こういう時、私は1日1点の加算をしながらも、1日で5点加算できる方法を考える。最初の5日間は1点づつ加点して5点、残りの5日間は5点づつの加点で25点、合計30点という訳だ!究極としては、最初の9日間を1点づつで最終日に21点でも構わない。只ひたすら無心でコツコツ頑張るだけなら最初から諦めたほうがよい。常にイノベーションを意識しながら思考するのだ!一石二鳥でもダメ、5倍、10倍のレバレッジには、これまでのルーティンでは通用しない。これまでの私、これまでの自社のままではいけない。「おりてこい!おりてこい!」とアイデアを求める。そして、気付きの瞬間が訪れる。これが本来の達成感なのである。こういう気付きは、どんなに頑張って考えてもない時はなくて、偶々、幸運にも救われるもの。私は頭と心を遊ばせてあげるとその幸運な気付きが発生しやすくなると思う。(9/7)
- 東京のある居酒屋の壁には「おい、生ビール」なら1000円、「生一つ持ってきて」なら500円、「すいません、生一つください」なら380円(定価)と頼み方に応じて変わるビールの値段が書かかれた紙が貼られているらしい。その下にはさらに「お客様は神様ではありません。また、当店のスタッフはお客様の奴隷ではありません」とも…。これはフランスにある「マナーの悪い客はコーヒーの値段が高くなる」というカフェを真似たものらしいが、確かに、接客やサービスの良さに対して対価を払うのだから、逆に客のマナーによって値段が変わるのも理にかなっている。少なくとも、店側のマナーやコンセプトに客が合わせるのが基本であり、お客様は神様ではなく店員は客の奴隷ではない。店員は店が決められた範囲で客をもてなすのであって、店員の一存で勝手にその範囲を広げることも狭めることも許されない。同様に客の思い通りに出来るとは限らない。一方、店が店員や客の声を聞かないという訳ではなく、その声も踏まえて、全体のバランス崩さぬようにしながら取り入れることが可能なものを採用する。店員や客のひとりひとりの意見を取り入れすぎると店の結末は...。(9/4)
バックナンバー
2019年8月2019年7月2019年6月2019年5月2019年4月2019年3月2019年2月2019年1月2018年12月2018年11月2018年10月2018年9月2018年8月2018年7月2018年6月2018年5月2018年4月2018年3月2006年7月~2018年2月(ほけん工房ページへ移動します) - 今、ラグビーワールドカップ日本大会開催中であり、良いタイミングでラグビードラマ(ノーサイドゲーム)があったばかりという影響もあって、ラグビーの魅力を感じて、これまでになく興味が深くなった。特にラグビーニュージーランド代表(オールブラックス)が国際試合前に舞う民族舞踊ハカ(Haka)。私これ好き!ラグビー自体は痛いし怖いので無理だけどハカはちょっとやってみたくなった。その内、フィットネスクラブのメニューに取り入れられたりしてもおかしくない。ストレス発散にはもってこい。YouTubeの映像を見てると肩を組んで立っている相手チームが時々映る。どんな気持ちなのだろう?真剣な表情の裏でちょっと笑ってる様にも見える。ヒーローが変身するのを律儀に待っている悪役の様な!この様な試合そのものとは関係ない儀式みたいなものは傍目にみても面白いし、本人たちにとっても戦争中のマーチング行進の様な効果がある。バスケットボールでダンクシュート決めた際にリングにつかまりぶら下がるのは無駄(反則?)だが盛り上がる。私たちは心の余裕を感じていたいのだ。それでいい!(9/25)