社長のコラム(2020年7月)
2006年から、雨の日も、風の日も、ずっと、書き続けています。
- 折角、五体満足だったのに、自分自身の機能を1つ2つとあえて使えないようにしていく。子供の頃から、私たちは出来なかった事を出来る様に努力してきたのに、それとは真逆のことを言ってるわけだから、そんな事、そもそも簡単には受け入れられるはずないのだ。一見馬鹿げてるが、社長にはそうすべきである理由がある。そのひとつとして、捨てた機能の代わりに新たな第六感を手に入れる。それが経営をする中で大切な力になる。ただ、それだけじゃない。失ったその目の代わり耳の代わりを信用できる誰かに任せる事に意味がある。組織をつくる為には、そんな覚悟が必要なんだ。社長自身が器用すぎて何もかもができるとしたら誰にも頼らなくなってしまう。それは結果的に人を大切に出来なくなってしまうことにつながりやすい。悩むどころだが、自らの力を捨てて誰かの力を必要とするのだからもう後戻りはできない。その人がいないと会社が成立しないというハイリスクを抱えている状態なのだから…。人を信じる事ができるかどうか問われている様な!チキンゲーム的な!とにかく、私が未熟者である事は間違いない。(7/30)
- オフィスをなくしてテレワーク化する決断をした企業(社長)が増えてきたが、人を信用出来なくなった私には無理だ!それどころか今日も明日も悪い予感しかしない。昨日よりも今日、今日より明日が良い日になるなんて期待出来ない。特に休みの次の日にはこんな思いが強くなる。77日連勤後、久々の休みだった私。通常なら気分転換が出来るはずなのだが、逆に不安を増大させる事になってしまった。休んだら売上が落ちるのではないかという不安だけでない。この休み中にお客様や社員は何をしているだろうか?(私にとって)悪い心境の変化が起きてないだろうか等と不安になってくる。何か悪い話が待っているのではないか?常にヒヤッとする事やガーンてくるものまで四方八方から何かと狙われている様で怖い。想定内のものだけでなく想定外のものまで色々。そういう緊張での疲れがある上に存在を消すかの様に息を浅くして目線を下に向けていると、眠ってしまっていることがある。まずは人として、男として、社長として、そして、色々な能力の自信を回復したい。こんなズタボロな私の自信を取り戻してくれる人がいたら感謝する。これは依存するしかない。(7/25)
- 年間を通じて私たちは天候に振り回されている。特に過去1ヶ月を振り返ると酷かった。大雨と思ったら今度は暑い。しかも、高温多湿の中でマスクをつけている人が街を歩いている。熱射病で倒れたりなど健康を害されない様に気をつけて欲しい。マスク警察なんか気にせず健康をご優先されたし。最近の報道を見るとGOTOキャンペーンを肯定する為なのかコロナに対する考え方が大きく変わった様に感じる。天候だけでなく、こんな事にも振り回されている。私は天候以上に人の気持ちがコロコロと変わる事にも一苦労している。「男心と秋の空」とか「女心と秋の空」ということわざの通り、変わりやすい秋の空模様のように人の気持ちは移り気である。朝から晴れだと思って傘を持たずに家を出たら午後から雨だったなんて、皆さんも経験したことがあるだろう。逆にその不安を消す為に傘を持ち歩いていたら雨が降らなかったりするものだ。昨日まで喜んでくれていたので、今日も同じ様に喜ばせようとしたら、嫌がられたりすると、無防備状態なのでダメージをくらう。そうかと言って何もしない様にするとそれはそれで関係に距離が広がる。(7/22)
- 今年も5月から7月までの長期連勤がもうすぐ終わろうしている。今年は77日連勤だった。これで同時期に4年連続こんな働き方をしている。そのダメージとしては強烈な睡魔が襲いかかってくる事。そして、睡魔に完敗。このコラムだってなかなか前に進まない。「今の感想は?」とインタビューされても私の回答は「別に!」という感じで久々の休みなのに何一つワクワクドキドキする事もない。こんな私にとっては連休もGOTOキャンペーンもいい迷惑である。これまで折角努力してきた事を崩されるのは絶対に嫌!このままでは8月にはあっという間にコロナ感染が広がり、あの辛い日々が再来する。人命、経済など総合的に考えると、今すべき事とすべきじゃない事は一目瞭然。この後に起きる事がわかりきっているので今を楽しめない。さて、身も心もソーシャルディスタンスの私が言うと負け惜しみに聞こえてしまうかもしれないけれど、家族であろうと誰であろうと人と人の顔の距離を近づけない事が大切。ソーシャルディスタンスが無理な時にだけマスクというのが私の考え。無菌状態と免疫アップのバランスが大切。(7/19)
- 人を喜ばせる為、人に不快な思いをさせない為に自分の存在を消すべきではないかと思う時がある。目を合わせず声を出さず呼吸を浅くする。自分自身が身を引く事で周囲がハッピーになるなんてあまりにも虚しすぎるなんて思いながら自尊心の欠如についてググっている内に「およびでない?およびでない?おりゃまた失礼いたしました」を見つけた。出番を間違えた植木等さんが咄嗟に言った言葉が毎週定番で使われたらしい。こうやってピンチをチャンスに変えてしまう人がいるし、チャンスを無にしたりピンチに変えてしまう人までいろんな人がいる。同じ人でも環境や調子によっては良い時も悪い時もあるのは当然だけど個人差はかなり大きい。仕事にしても何にしてもこれが出来るかどうかで運命が変わる。チャンスをピンチに変えてしまう人と絡むとどんな努力も何もかもダメになってしまうから注意しなければ!ピンチをチャンスに変える人と絡んでいるかどうか…。何よりも自分自身がピンチをチャンスに変える力を持つ事なんだけど!今日のコラム自体もこうして書こうと思っていたテーマが大きく変わった訳で...。(7/16)
- 「好かれたい」「嫌われたくない」…。人の反応なんて気にしてはいけないのかもしれないがどうしても気になる。私は20歳からの数年間、飛込訪問営業、ビラ配り等、あまり人から歓迎されない仕事をやってきた。そして、今では、そこまではやることがなくなったけれど営業活動は続けている。その割には人の反応が怖い!未だに緩和はできても克服出来ていない。私のことを全く知らない人の反応だからと気持ちに逃げ場所があったのでそこまで傷つく事はなかったのだが、私のことをよく知っている人物からの反応は気になる。その中でも特に仲良くしたいと思う人からの反応には敏感である。反応が悪いと結構にショックを受ける。そのうち目を合わせる事を避ける様になって、尚更の事、関係が悪化するというスパイラルに陥る。こんな私が日々人に注意したり嫌な事を言ったりしなければならない。奮い立たせてやっている。または関わりたくても関わらない様にするなどして自分の気持ちを殺すという事もある。特に私と関わりたくない人にとって私の存在自体が邪魔だろうから...。ヤバイ、虚しくなってきた。ネガティブログらしい。(7/11)
- 1に我慢2に我慢34がなくて5に我慢…。本当の私は我慢我慢で満足なんてしてない。ジムで汗を流すのも暴飲暴食するのもプチ贅沢をするのも気を紛らそうとしているに過ぎない。極力、人に迷惑かけない範囲で現実的に可能な発散をしている。そうでもしない限り、何もかも捨てて逃げ出してしまったかもしれず、人に迷惑をかける様な事をやってしまったかもしれない。あくまでもかもしれない話…。本当に本当にやりたい事をやれるなんて、そんな人滅多にいないと思う。私もそういう我慢しなくちゃいけない族の1人なのだ。実に虚しい。あっ!少なくとも言える事は、この我慢した状態でこの世を去ってしまいたくはない。思い残すことばかりで後悔だらけ!そうかと言っても、まだまだどん底に落ちていると言う風には認識していないし、小さな幸せを感じることもあって、そういう幸せの一瞬一瞬を失いたくない思いもある。それがなくなってしまうと何かで気を紛らわせることでは通用しなくなると思う。ギリギリバランスをとって立ち続けているだけなんだ。だから、つつかれると簡単に倒れてしまう。そんなに強くはない。(7/8)
- 「知りたいけど知りたく無い」...。真実を知ろうと調べたり確認しようとしたにも関わらず、あと少しでそれがわかるという寸前に目を閉ざしてしまう。それを知ってしまうと傷ついたり、これまでの人間関係が崩れたりする事が想像出来るからだ!そういう誤魔化しを続けていく中での人間関係というのは不完全でありモヤモヤするし先に進めないものだとわかってはいるのだけれど...。自分にとって都合の悪いことや相手の欠点を、見たり聞いたり言ったりしがちだが、それらはしないほうがよいとも言われており、これは、三猿「見ざる言わざる聞かざる」ということわざの意味の一つでもある。この様に、自分自身に都合の悪い真実を見ない様に聞かない様にしておく事で、いつかその都合の悪い真実が過去のものとなった時には、嫌な記憶から邪魔されることなく良い方向へ進みやすい。悪い過去を風化しやすい。「見ざる言わざる聞かざる」が意味するものは一見逃避している様に思えるが、実際はこうしてチャンスを消さない様にする為の前向きなものでもある。今どうしたら良いのか判断するのは難しい。(7/4)
- 以前、よく通ったラーメン屋さんのメニュー「ごま豚骨ラーメン」は私のお気に入りだった。すり鉢の中に麺とスープが入っていて、すり鉢の縁には大量のスリゴマが塗りたくられていてそれをスープに混ぜながら食べるもの。店主が言うには、豚骨ラーメンの中に間違って大量のスリゴマを入れてしまい食べたら美味しかったのでメニューにしたらしい。この様に、怪我の功名って事は時々ある。私のケースでは、フィットネスジムで足腰を痛めない様に欠かさずスポーツタイツを履いていたが、最近、うっかりそのスポーツタイツを忘れてしまった。久々、スポーツタイツなしで短パンをはいてみたら裸になった様な感じがして恥ずかしく、仕方ないのでスポーツタイツなしでやってみると、思いのほか体が動かしやすくて、これまでが嘘の様。もちろん涼しいし荷物がかさばらない。新型コロナは多くの人からたくさんのものを奪い確かにデメリットだらけではあるけれど、意外にもこれまでに放置されてきた事が解決したり、僅かにも良い方向へ向かった事もある。失敗をチャンスに不幸を幸せに変えていく。そんな人になろう。(7/2)
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