社長のコラム
2006年から、雨の日も、風の日も、ずっと、書き続けています。
最新のコラム(2025年11月24日)
- 私が学生をやっていた約35年以上前に、週1時間、情報処理(パソコン)の授業があった。その時に学習したことは初期のパソコンに標準装備されていたプログラミング言語「BASIC」である。沢山学んだ中でずーっと記憶に残り続けているのが「もし(IF)~ならば、その時は(THEN)~せよ」という命令文「IF-THEN文」である。Python、TypeScript、PHPなどのプログラミング言語と比較するとかなり単純なことしか出来ないのでAIの時代には主流でない。ここ数年でのAIの進化が急激に進む中で、気付いたことがある。AIが人らしく進化し一つ一つ命令しなくても動き、逆に人は細かく命令しないと動けないBASICの様な指示待ち人間へと退化する逆転現象が起きた。人がAIに制圧される未来が現実味を帯びている。パソコンやスマホやAIなどを触ろうとしなくても人らしい人の方が、それらを使いこなせても細かい命令文にしか反応出来なくなる人のほうが致命的であろう。更には命令文にも従いきれない人も急増中でやばいよやばいよ。AIの進化によって、今後、人の格差が生まれることは間違いないだろう。人に限らず、企業、国などもそう。例えば、AI先進国であるアメリカとAI後進国である日本の格差は拡大するだろう。働き方改革によって加速した人材不足を補いながら生産性アップの為にもAIは必需品であり、そのAIはアメリカを中心とした海外製品。日本人の仕事は直接的にも間接的に海外に奪われる仕組みが着々とつくられている。働きたいと思う羽根すらももぎ取る働き方改革、勤労所得から不労所得をすすめていくNISA、人を教育する意欲をなくさせるパワハラなど、日本は働かない人が主人公になり、その分を外国人労働者に頼り、間接的には海外のAIを使う。少子化や過労死の問題解決と見せかけて本当にしたいことは何だろう?
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