社長のコラム(2025年10月)

2006年から、雨の日も、風の日も、ずっと、書き続けています。
- AIやロボットに出来ることが増えていく中で私たち人の役割が減少していくことを悲観的にとらえるか楽観的にとらえるか?私は比較的楽観的な気持ちの方が強い。その理由にはいくつかあって、ひとつ言うなら、そうなることを想定してイメージしながら長年準備してきたことがあげられる。その準備の一例としては、社内でのやりとりを「話す聞く」ではなく「書く見る」に変更し癖づけてきたこと。いずれは、文字入力したものが資産化することを期待して、AIの判断材料である情報資産を増やしてきた。「書く見る」中心にすることによって、少々のデメリットもあったが、圧倒的にメリットの方が多く、特に今になって「やって良かった」と心から思う。当社の売上に対するDXやAIに対する支出割合は非常に高く、社長である私がそのシステム責任者として設定アレンジを行なっていることからもかなりのエネルギーが注がれていることがわかるはず。社長自らがこれらのスキルや感性を身に付けていきながら、生産性を高める経営に取り組むべきだと思う。そして、AIに仕事を取られるのではなく、AIとうまく付き合っていくことが不可欠であり、当社の生産性に直結し、顧客や社員の未来も明るくなると信じている。私は人がしなくてもよい作業をするのではなくAIの力を借りてもっと人らしくもっとバージョンアップした仕事をしていきたい。(10/9)
- 自民党新総裁に、まさかの高市氏が決定!高市氏は当選直後の挨拶で自民党新総裁選出を受け「全員に馬車馬のように働いてもらう。私自身もワークライフバランスという言葉を捨てる。働いて、働いて、働いていきます」と言及し、賛否両論あるだろうが、私はその言葉にちょっとだけ安心した。私は、その力強い言葉を、単に高市氏自身ではなく日本人に対しての言葉だと受け取り、きっと、高市氏も私と同じ様な思いなのではないかと勝手に解釈した。あなたがその想いなら私も働こうという前向きな気持ちになれる。勤労意欲をもっともっと高めていくことが日本再生には不可欠であることは間違いない。ワークライフバランス、文字通り、仕事と生活の調和を求めている訳だが現状はどうだろう?私はそのバランスが生きすぎて崩れていると思う。皆さんはどう思うだろうか?あっという間に日本人は勤労意欲を失ったり、働かせてもらなくもなった。私がここ数年で多くの人からお聞きする不満は「もっと働きたいが働かせてもらえない」「怠け者が優遇されていて勤労意欲がなくなった」などである。そこで賃上げ(手取り増)の為にも、健康維持を前提として労働時間規制を緩和するという高市氏の主張に私も賛成である。極論、働きたい人の働く権利を奪わないことが先決。日本が海外と同じ様にライフを優先させるワークライフバランスを求めるならば天と地がひっくり返るほどの何かが起きない限りは日本は世界から遅れをとり滅亡に向かう。働きたい日本人働ける日本人にもっと日本国の為に働いてもらって、日本人としてのプライドを取り戻し、AI後進国から少なくとも世界の3本指に入る程度のAI先進国となり、生産性アップを徹底し、安全保障としてもこれらを関連づけて従来とは全く異なる防衛力(場合によってが攻撃力)を身について、日本人材不足を外国人に頼りすぎないこと。これらを行うためには現在の働き方改革の見直しは絶対条件である。(10/6)
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