社長のコラム(2024年11月)
2006年から、雨の日も、風の日も、ずっと、書き続けています。
- 飢餓に苦しむ事もなく、戦争もなく平和、そして、人手不足という様に働く場所が沢山あって守られている今の様な時代がいつまで続くのだろうか?嵐の前の静けさの様な気がしてならない。企業側は人材確保に対する費用対効果、時間対効果が悪化していることに気付き、人に依存しすぎずAIやRPAなどを活用したDX化を推し進めている。これによって、最初に消えるのがルーティンワーク。きっと誰も一定数のルーティンワークをおこなっているが、そうじゃない仕事との割合はどうだろうか?ちなみに、ルーティンワークの対義語は「ad hoc=アドホック」、その場しのぎとか臨機応変という意味らしいが私には馴染みがない。ルーティンを減らしアドホックを増やし、アドホックの手助けをして、より仕事が出来る人に活躍してもらい、ルーティンワークばかりやっている人を減らし、一人当たりの生産性を上げることが、AIやRPAなどを活用したDX化の目的。その結果、仕事が出来る人と出来ない人の格差がついてくる。日本は生成AI本格導入すれば「失業率25%」になると言う大学教授もいる。今、私たちは何をしたら良いのかよく考えて欲しい。(11/29)
- 量より質が大切であることに間違いないが、量を無視する訳にはいかない。今日は、顧客数・社員数の適量を科学する。人数は多い方がよいのか?少ない方がよいのか?顧客数が少ないと売上が下がるし、多すぎると行き届かず、サービス低下につながる。その為に社員数を増やしても質が低ければ結局は逆効果になる。社員数が増えると質が低下する可能性が高い。社員数が多くなると一人で出来る仕事をシェアし、自分一人くらいならサボっても構わないという感覚に陥りやすい。そうかと言って、出来る社員の力を(雑用など)無駄遣いすることも勿体無い。もっとも能力を効率よく発揮するバランスが大切である。質の高い社員とは?逆に、絶対に関わりたくない人は与えるのではなく奪う人。自分や自分の家族だけが可愛いと思っている為に、会社・顧客・他の社員を楽にしてあげる考えがなくその行動を起こさない。残念ながら、絶対に関わりたくないこの様な人が増加している。こうなったら、質の高い社員がいかに効率よく仕事が出来る様にする事が大切で、その一つとして、DX化・AI化・外注を推進し、頑張っている人が報われる様に昇給をしっかりやっていく。(11/24)
- 私はマーケティングリサーチってものをディスる。私が保険や投資など金融に関わって30年以上感じ続けてきた事がある。最初はそれを言葉に変換出来なかったが今の私は、マーケティングリサーチ ≒ ユーザーを群集心理の罠にかける事と説く。ユーザーがどこまでわかっていてわかっていないのか?ユーザーがわかっていない事、気づいてない事の中に何か商機はないか?嫌、勝機は?ユーザーには正気になって欲しい。現実の世界、ユーザーだけでなく保険募集人までもがその罠に陥っているありさま。わざとでない限り、余程、ボッーっとしてる。私も完璧ではなくまだまだ知らない事や気付いてない事もあるがそういう私から見てもひどすぎる。こういう人に相談した人はかわいそう😢だが私が知る限りかなりの確率でその通りである。わかりづらく気づかれにくい事に触れずに誰が見てもわかる保険料(掛け金)だとか内容についても簡単な部分だけで判断している。私、当社の使命はそういう被害者をつくらない事である。搾取して儲けるのは簡単で会社をガンガン儲けるだろうがそんな近道をしないのが当社流。(11/17)
- 10年で2倍に高騰しマグロを超えた高級魚「タコ🐙」。たこ焼きピンチ。おい!タコなんて呼ばれても悪い気持ちにならない様な…。漁獲量が減少した上に世界中の人々がタコの魅力に気付いた事などが原因らしい。さて、日本で売られているタコ🐙の4割近くは西アフリカのモーリタニア🇲🇷から輸入されているらしく、そのきっかけを作ったのが日本人の中村さん。中村さんがここでタコがとれる事を発見してタコ漁を流行らせて、今ではモータリアの経済を大きく支えている。モータリアの輸出額のかなりの割合をしめている。モーリタニア政府は、2010年、国家功労賞を中村さんに授与したらしい。この感謝の気落ちは国内に広がっているらしい。逆に日本人からモーリタニアに対する感謝の気持ちを持つべきだが…。この様な感謝の関係の連鎖は国同士、個人間でも起きるべきで、そうする事で平和になる。ユダヤ人を救った杉原さんや樋口さん、逆に日本を救ってくれたスリランカのジャヤワルダナ元大統領の事は日本人にはあまり知られていない。他にもたくさん。自分の身を守るだけでなく誰かを助けるエネルギーを持ち、感謝する事はとても大切な事である。(11/14)
- 以前から当社は他社平均よりもかなりDX化が進んでいる。更に加速中。私は日本製が好きで贔屓(ひいき)にしているが、日本製ではなく海外製(米国製を中心のオーストラリアやヨーロッパの製品)のDXツールを選ぶ。今でも、食物、電化製品、家具、洋服などは日本製を選ぶ。made in Japanは安心。特に洋服については大手よりも比較的小ぶりな企業の方が日本製にこだわっている様で私好み。これらは昔の日本人がつくりあげたものであって、今の日本人ではない。それでも少数派の日本人が昔ながらの日本製をつくりあげている様だ。これらとは一変してDX化する上では海外製を購入するくらいに大差をつけられている。実際、私に限らず個人であってもApple、Windows、Googleなどを使っているだろう。海外製の方が各メーカーのクラウドがそれぞれ沢山の手をつなぎあえる事も決め手のひとつである。クラウドの世界では日本は鎖国しているかの様に絡み合ってこない。世界と比較して日本企業のクラウド化が遅れている事もあり、慣れていない日本人向けにつくるには日本製の商品性能は貧弱になりやすいのだろう。がんばれニッポン🇯🇵(11/8)
- 努力しても搾取されるだけで報われないと感じている。責任感を持って何かを守り、貢献したいという真面目な人たちがいる一方で、無責任でその場しのぎの人たちがいる。国は真面目な人たちを応援するどころか、ふざけて楽をしている人たちを保護する制度を強化しているように見える。これは理不尽であり、真面目な人たちの足かせになっている。人は与え合って成長していくべきだが、現実には責任感がない人、与えられる人、権力がある人が強いと感じることが多い。真面目な人たちは報われず、権力者だけが最強であるという状況は悲しい。この様な気持ちから人は努力を惜しみ無責任になる。無責任でその場しのぎのゾンビに責任感があって努力家だった人が噛まれてゾンビ化するというスパイラルに陥る。このスパイラルを断ち切らないといけない。自分勝手な権力者とそこに群がる自分勝手な弱者が手を組むと最強となり、立ち向かっても勝算はない。悪に滅ぼされる。それがわかっていても悪に染まりたくなくて抵抗を続ける。仲間はどんどん消えていく。それでも抵抗を続けていく。(11/2)
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