社長のコラム(2024年3月)
2006年から、雨の日も、風の日も、ずっと、書き続けています。
- たばこは万病の元…。私がルールを決めて良いのであれば、たばこを法律で全面禁止したいところだが、とりあえず、今の段階では、現在約6割の税率を9割以上に上げる。現在、定価580円(20本入り)の紙巻たばこ1箱あたり357.61円(61.7%)が税金らしいが、定価2300円で2077.61円(90.3%)くらいに上げる。そもそも、タバコは国益を損なっているらしく、現在の税率では赤字だと聞く。火災、健康被害等による損失をこの税率ではカバー出来ないという事だ。健康保険に喫煙者割増も考えたが手数がかかりすぎるので税率アップ。少子化対策、働き方改革としても、喫煙による不妊を減らす事が出来るし、健康で働ける人が増えるので、労働人口が減少しないし、医師不足の解消にもなる。過ぎ去ったこととではあるが、コロナでの死亡者や重症化患者も半減出来たらしい。タバコを吸っている本人にとっては良いとしても受動喫煙による死者数が日本では毎年1万5千人以上もいるらしい。喫煙者が人前で吸ったら殺人犯になる可能性があるという事だ。ついでに言うなら、生命保険料、医療保険料、がん保険料などにも影響している。(3/31)
- 桜がちらほらと咲き始めている。さて、桜の花はどうしてこの季節に咲くのだろう?「どうしてなんだろう?何故なんだろう?」それは、桜の花芽が夏に作られて、晩秋から初冬にかけて寒い冬を越すために休眠に入り、真冬の厳しい寒さ(低温刺激)によって休眠から目覚め、その後、気温がだんだんと高くなり花芽が大きくなって咲くらしい。そして、あっという間に散ってしまう。なんだか人生を表している様だ。私のデスクの桜も数日前から咲き始めた。来年も花を咲かす為には、真冬の寒さにさらさなければならない。このまま私のデスクの上で大切に育てる訳にはいかない。桜が咲くには春の暖かさだけでなく、冬の寒さも必要である。厳しい優しさだ。人も同じ様に厳しく育て能力を開花させてあげたいが、今の時代だと、開花するどころか枯れてしまう人がほとんどだろう。最悪はハラスメントだとか言われる等リスクが高いので花が咲かないとわかっていながら暖かく接する。本当にこれで良いのだろうか?良い訳がない。日本人が駄目になっていく最大の理由はこれだと思う。地球温暖化で桜は咲かなくなるかも!(3/29)
- 世間では高齢化や人材不足による閉店や事業縮小が加速している。お気に入りのお店がある日突然消えていく。残念だし勿体無い!日本の政策だとこうなるのは当然だろうから仕方ない。将来的な食糧危機を考慮し計画的に少子化へと導いているものとばかり思っていたが違うの?今更、出産を促進しているのは政策転換?出産を促進するなら、20年30年前に”団塊世代ジュニアジュニア”を増やすキャンペーンをやっただろう。国の中枢がここまで無計画で後手後手な訳ないだろう?さて、これからの人材不足の解消はどう対策すべきだと思う?少子化対策?外国人労働者を増やす?私なら別の策をうつ。労働適合者を増やし海外に優秀な日本人を逃さない。人材不足とは、労働人口減少以上に、労働不適合者増加、優秀な人材の海外流出の方に問題がある。年々、労働適合者が急激に減少していると実感している。これは学歴との相関性はあまりなく、そんな事より、もっと大切な何かが不足している。私は、その大切な何かを持った希少な人材の集合体こそが、国や企業を発展させて、逆にそうじゃない人が邪魔をして滅ぼす事に気付いた。当社もこれまでの失敗を活かす人事とする。(3/24)
- おおよそ半世紀近く前、透明なガラスボードに歌いながら両手で同時にイラストを描くパフォーマンスでブレイクした”あどちゃん(水森亜土)”は現在84歳。たったの1分40秒、ぶっつけ本番、なのにクオリティの高さ。今見ると、あの頃以上に感動する。今も現役らしく私が確認出来た範囲では7年前までこの素晴らしいパフォーマンスをおこなわれている姿が動画で確認出来た。ここからの話の展開は色々な方面に広げる事が出来そうだけど、今回は、何かを同時にやるという点で通ずるギターやピアノの”弾き語り”につなげる。一人で演奏しながら歌うので、一人二役である分、マルチタクスクになり難しい。私はそれほど上手くはないものの、なんとか、ぎこちなくギターの弾き語りをやっている。ギターも歌も中途半端で、ギター演奏だけだと聴けたものじゃなく、組み合わせると、ちょっとは良い感じに聴こえるので、私にとっては都合が良い。組み合わせて一人で同時にやるから凄そうに見えて価値が上がる。他にも何か2つ以上の事を同時にすると凄そうに見えて価値が上がるものは色々あって、そういう価値の上げ方って良いと思う。(3/21)
- 昔々、私が中学生の時に合唱コンクールに参加した時のダメな話。私はたくさんの中の一人なので、歌っていなくてもバレないと思い、小声だったか、ほぼ口パクしていた記憶がある。”たくさんの中の一人”となると私の様に手を抜く人が現れる。度合いはあるしても、ほとんどの人は単独だったり少人数の場合よりも、手抜きするのではないだろうか?大きな組織である程、各人は手抜きしやすい。この様に共同作業の際に無意識に手を抜いてしまう現象のことをリンゲルマン効果(別名「社会的手抜き」)とも呼ばれている。社員数が多い企業では人在と呼ばれる活躍しない社員がシェアを占めやすい。特に同じ役割を複数人数で行うチーム制の場合、そうなりやすいので注意が必要だ。個の力が結集して相互依存の関係性をつくるからこそチームの力は増大する訳で頼ってばかりの依存的なメンバーはチームを弱小化させる。私はこれまでの苦い経験から、同じ二の前にならない様に心を鬼にしてチームメンバーの厳選を行う。そうしたいのは山々だが、日本は逆行しているので苦戦しているのも確かだ。善い顧客と社員が集まる善い会社には不純物の除去が不可欠。(3/17)
- 年齢と共に老化していくのは確かだが、50代を過ぎてから成長のピークを迎える「超前頭野」と呼ばれる脳の一部があるらしい。100歳を過ぎても成長を続けるとか...。超前頭野とは聞き慣れないが、脳内科医の加藤俊徳さんが独自に名付けた俗称かな?一般的の脳図解は「大脳」「小脳」「脳幹」の3つに大きく分類され、脳の8割を占める大脳には「前頭葉」「頭頂葉」「後頭葉」「側頭葉」の4つの領域があり「前頭葉」の大部分を占める「前頭前野」。この前頭前野が超前頭野の事かと思ったがそうでもなさそう。私にはどの部分なのかよくわからない。わかるのは脳のどの部分も大切だが超前頭野はその中でもかなりの活躍ぶりである事。「超前頭野」が活発に働くことによって、ストレス耐性が強化されたり難しい話や込み入った事情を理解し適切な判断ができるらしい。確かに加齢と共に、この個人差はどんどん開いていく事が実感出来る。若い時の力に依存するのではなく、まだまだ成長していくべき。特に会社経営をする中で私自身が身につけたい能力だ。「もう歳だから」なんて言ってると成長を止めてしまうし、特に”絶望”はよくないみたいなので注意しておく。(3/15)
- コロナ禍、40歳台8割以上、50歳台9割以上の人が1回以上のワクチン接種しているらしい。そういう中、何を隠そう私は一度もワクチン接種してない少数派である。マスクも必要最小限にしかつけていない。外出もしていたし人との会話も多かった。しかし、一度もコロナに感染していない。コロナ関係で日本が騒ぎ始めたのは4年前の2020年3月頃で4月には緊急事態宣言で息苦しい悪夢の様な毎日が続いた。この4月から私はちょっとの期間福岡出張を控える等、対策したが、その後、これらを含めた対策に違和感を持ち、自己流の対策に変更した。手洗い、人との距離は徹底したものの、マスクやワクチンや外食を控える事も県境を越える事には否定的だった。その代わりに、オゾン発生機は社内や自宅などあらゆるところに設置し常に持ち歩いた。それよりも何よりも免疫力アップにエネルギーを注いだ。逃げるが勝ちも間違いじゃないが、逃げすぎたり間違った逃げ方はすべきじゃない。そして、逃げれば逃げる程追いかけてくるものだ!コロナに限らず、生き方、働き方にも言える事で、負けない心と体づくりを優先させるべし。貧弱になるな!(3/13)
- 保険、金融、経営について学ぶ中で、絶対に外せないのが、行動経済学(=経済学と心理学を融合させた学問)、神経経済学(=経済学と脳科学を融合させた学問)である。私は日頃から”群集心理は敵”だと言い続けているが、行動経済学ではバンドワゴン効果やハーディング現象として説明出来る。特に、ナッジ、スラッジという人の行動を誘導する仕組みは誰もが知っておいた方が良い。多くの学者がこれらを「悪用は禁物」と口を揃えるらしく、実際に悪用が目立つ。企業だけでなくそれ以上に国(政治)が乱用している様子。私の役割は、保険、金融の世界で群集心理の罠による被害者をつくらない様にしながら商売する事。残念ながら一人ひとりと向き合ってかなり頑張って話してやっと伝わる程、非効率である為に微力でしかない。昔から群集心理による不合理な行動を起こす人が大半である事に代わりないが、最近はネット情報を鵜呑みにして思考が停止している人が目立つ。自分以外の誰かの考えを自分の考えっぽく口パクで唱えているだけ。真似すべき時もあるが、自分の頭でしっかり考えて変換しないと危険!洗脳されない様に気をつけろ!既に手遅れの人の方が多いと思うが!(3/8)
- 2005年放送のテレビドラマ”女王の教室”あれから19年も経つのか?「いい加減目覚めなさい。」「イメージできる?」でおなじみの阿久津真矢(先生)の名言は心に響く。今日はズルして以下の2つをコピペした。❶「どんなに立派な会社でも、ちゃんと仕事をしているのは全体の30%くらいなんです。あとの50%は、何もしてないのと同じだし、残りの20%に関しては、人の足を引っ張っているだけ。問題は、一生懸命やっている人も、足を引っ張っている人を見ている内に馬鹿馬鹿しくなって何もしなくなることです。そして、会社はあっという間につぶれます」❷「日本という国は、そういう特権階級の人たちが楽しく幸せに暮らせるように、あなたたち凡人が安い給料で働き、高い税金を払うことで成り立っているんです。そういう特権階級の人たちが、あなたたちに何を望んでいるか知ってる? 今のままずーっと愚かでいてくれればいいの。世の中の仕組みや、不公平なんかに気付かず、テレビや漫画でもぼーっと見て何も考えず、会社に入ったら、上司の言うことを大人しく聞いて、戦争が始まったら真っ先に危険な所に行って戦ってくれば良いの」まさにその通り!(3/2)
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